埼玉県環境科学国際センター機関リポジトリ(個別情報)
■ ID 1566
■ 種類 学会発表
■ タイトル 粒子状炭素成分測定におけるアーティファクトの影響検討(2)
■ 著者 長谷川就一    埼玉県環境科学国際センター
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
■ 出版元
■ 出版年 2012
■ 誌名・巻・号・年 第53回大気環境学会年会、平成24年9月12日
■ 抄録・要旨  粒子状物質中の炭素成分は熱分離法で分析するため、サンプリングには耐熱性のある石英繊維フィルターを使用するが、石英がガス状有機物を吸着し、粒子状の有機炭素(OC)を過大評価する(正のアーティファクト)。吸着量は捕集前のフィルターの加熱処理温度によって変わる可能性が考えられる。そこで、活性炭デニューダを用いた同様の比較試験を行い、ガス状有機物の影響を検討した。  その結果、フィルターの加熱温度にかかわらず、通常行われているデニューダなしのサンプリングによって得られるOCのうちの概ね2〜3割は、ガス状OCによって過大評価されていると見積もられた。
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